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不眠症・睡眠薬

不眠症治療薬・睡眠薬の商品購入ページです。
不眠症の方に有効な治療薬や快適な睡眠を促すサプリメントを最安値でご紹介しています。

不眠症・睡眠薬の商品一覧

  • セディールは、大日本住友製薬が開発した抗不安薬です。 ストレスなどの刺激で脳内視床下部の機能が乱れて自律神経や内分泌系に混乱をきたします。 神経伝達物質セロトニンも影響を受け、過剰に放出されると不安を感じ、不足するとイライラしたり睡眠の低下を招いたりします。 セロトニン受容体を刺激し、不安やうつ、恐怖感などの精神的症状のほか眠れない睡眠障害の改善に効果があります。 お薬通販部では、タンドスピロンクエン酸10mgの購入が可能となっています。
  • ロゼレム
    3,460円(1錠35円)~

    在庫なし

    ロゼレムは、武田薬品工業が開発した不眠症の中でも特に入眠障害の改善に有効な不眠症治療薬です。 不眠治療の新しい選択肢として注目されたロゼレムは従来のベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは異なります。 睡眠に関係している人間のホルモン「メラトニン」に作用し、自然な眠りを誘発しつつも副作用や依存性・耐性の少ない安全な睡眠薬として世界中で多く利用されています。 お薬通販部では、ラメルテオン8mgの購入が可能となっています。
  • メロセットは、アリスト社が開発した不眠などに有効なサプリメントです。 メラトニンは、人の睡眠や概日リズムの調整に重要な働きをするホルモンで、光を浴びた状態ではメラトニンの分泌が抑制され脳が朝と判断し眠気が覚めます。 夕方から夜間になると分泌量が増えて、脳が夜だと判断して太陽が上ると目が覚め沈むと眠たくなるのは概日リズムの働きよるものです。 メラトニンは年齢と共に減少するため、補充することで不眠症など睡眠障害の改善に効果があります。 お薬通販部では、メラトニン3mgの購入が可能となっています。
  • フルナイト
    4,980円(1錠100円)~

    在庫あり

    フルナイトは、サンファーマ社が開発した不眠症治療薬で、ルネスタのジェネリック医薬品です。 脳内の異常興奮で眠れない状態になりますが、GABAの作用で興奮を鎮めます。 寝つきにくい入眠障害や途中で目が覚める中途覚醒にも効果があり、依存性が少なく翌日にも眠気を持ち越さない安全性の高い医薬品です。 お薬通販部では、エスゾピクロン2mgの購入が可能となっています。
  • ソミナー
    8,100円(1錠41円)~

    在庫あり

    ソミナーは、コーリンファイバーラボ社が開発した抗ヒスタミン薬です。 アレルギーや感冒、花粉症などに使用されていましたが、抗ヒスタミンの眠くなる部分に注目し応用した医薬品です。 短時間作用の睡眠改善薬として就寝前の服用で入眠しやすい状態へ導きます。 お薬通販部では、ドキシラミン25mgの購入が可能となっています。
  • スリープスターターはパッチMD社が開発した睡眠導入パッチです。 仕事が忙しかったりすると、どうしても生活サイクルが夜型になってしまいます。 寝つきが悪い、夜中に目が覚める、寝ても疲れが取れない場合に、からだに貼るサプリメントです。 メラトニンやバレリアン、ホップ、マグネシウムを配合しリラックスと自然な眠りへとサポートします。 お薬通販部では、30パッチの購入が可能となっております。
  • バスピンは、インタスファーマ社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 非ベンゾジアゼピン系で不安障害やうつ病の方に処方されることもありますが睡眠改善効果もあることから不眠症の方にも使用されます。 なんとなく不安を感じたり、緊張で睡眠不足が続く場合に脳内の緊張状態をほぐして入眠しやすくします。 お薬通販部では、ブスピロン5mg/10mgの購入が可能となっています。
  • タガラは、ヒマラヤハーバルズ社が開発した睡眠不足の方におすすめのサプリメントです。 インドアーユルヴェーダのサプリメントでタガラは、バレリアンやセイヨウカノコソウの名前で知られています。 ハーブの鎮静効果が有名で、天然の睡眠薬として使用されています。 お薬通販部では、タガラ250mgの購入が可能となっています。
  • バスポンは、デヴァーホールディング社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 セロトニン5-HT1A受容体部分作動薬といわれ不安障害やうつ病の方にも使用されることもあります。 不安や緊張で寝付きが悪い、深い眠りにつけずに睡眠不足が続いているという方に効果を発揮し、依存性を引き起こしにくく安全な睡眠改善薬として世界中でも多くの方に利用されています。 お薬通販部では、ブスピロン5mgの購入が可能となっています。
  • ハイプナイト
    2,900円(1錠58円)~

    在庫あり

    ハイプナイトは、コンサーナムファーマ社が開発した不眠症治療薬で、ルネスタのジェネリック医薬品です。 非ベンゾジアゼピン系のGABAA受容体作動薬で、GABAの効果を増強して催眠作用および鎮静作用を発揮します。 なかなか寝付けない、夜中に目が覚めるという症状の改善効果があります。 お薬通販部では、エスゾピクロン1mg/2mg/3mgの購入が可能となっています。
  • エスゾピック
    2,270円(1錠76円)~

    在庫あり

    エスゾピックは、ロイドラボラトリーズが開発した不眠症治療薬で、ルネスタのジェネリック医薬品です。 ルネスタはストレスを軽減するGABAというアミノ酸の働きを活性化させる成分で、GABAが活性化することでストレスからくる脳の異常興奮が静まり寝つきが良くなります。 エスゾピックは作用時間が短く翌日に眠気が残りにくいため、不眠の中でも寝つきが悪くなる入眠障害や夜中に何度も目がさめる中途覚醒の治療に用いられています。 お薬通販部では、エスゾピクロン2mg/3mgの購入が可能となっています。
  • アレルギー・メディスンはカークランド社が開発した抗ヒスタミン薬・睡眠改善薬で、ドリエルのジェネリック医薬品です。 不眠症状に悩む方は、寝つきが悪い・眠りが浅い・早朝に覚醒してしまうなどがあります。 アレルギー・メディスンは眠りを誘い寝つきを良くする催眠作用で特に神経が高ぶってなかなか寝付けない方に対し効果を発揮します。 質の良い睡眠をとって日々のパフォーマンスを維持・向上するために役立ちます。 お薬通販部では、ジフェンヒドラミン25mgの購入が可能となっています。
  • ハイプロン
    4,050円(1錠41円)~

    在庫あり

    ハイプロンは、コンサーナムファーマ社が開発した睡眠薬で、ソナタのジェネリック医薬品です。 短時間の作用で副作用も少なく安全な非ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤で、不安や心配をやわらげながら落ち着いた状態で眠気を誘発し不眠を改善していきます。 お薬通販部では、ザレプロン10mgの購入が可能となっています。
  • トラザロンは、サンファーマ社が開発したセロトニン遮断再取り込み阻害薬(SARI)で、デジレルのジェネリック医薬品です。 脳内での少なくなったセロトニン量を増やし、脳の興奮を穏やかにして眠気を誘います。 三環系抗うつ薬まで強いセロトニン再取り込み阻害作用はありませんが、シナプスでのセロトニン2受容体阻害作用があり、不安や緊張した気分をほぐし睡眠薬の補助薬としても使用されています。 お薬通販部では、トラゾドン50mgの購入が可能となっています。
  • メラトニンタイムリリースは、ナトロール社が開発した不眠などに有効なサプリメントです。 メラトニンには、体内時計を調節し睡眠サイクルを整える働きがあり、サプリメントで補うことで自然な眠りへと導く手助けをしてくれます。 サプリメントで、初めての方にも利用しやすい睡眠改善サプリとして寝つきが悪い、夜にしっかり熟睡出来ないなど不眠症の方におすすめの商品です。 お薬通販部では、メラトニン5mgの購入が可能となっています。
  • ジェリフォルテは、ヒマラヤハーバルズ社が開発した不眠症と睡眠障害のサプリメントです。 インドのアーユルヴェーダに基づいた天然成分で、ストレスや年齢による疲労、免疫力の低下の感冒、感染症などに効果があるとされています。 体内の活性酸素を抑制して、ストレスの疲労回復、免疫力のアップ、アントエイジング、心機能の調節効果もあり、日々の健康維持にも活用できるサプリメントになります。 お薬通販部では、チャバナプラシャエキス100mgの購入が可能となっています。
  • ベルソムラ
    19,000円(1錠190円)~

    在庫なし

    ベルソムラは、MSD社が開発した不眠症改善薬です。 視床下部の神経ペプチドのオレキシンが覚醒の調節に働くため、オレキシン受容体と結合して過剰になっている覚醒状態を穏やかにします。 自然な入眠に近づけるロゼレムと似たタイプの医薬品です。 脳の興奮状態から睡眠しやすい状態にすることで、本来の自然に近い眠りを実現し中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の治療に使用されています。 お薬通販部では、スボレキサント15mg/20mgの購入が可能となっています。
  • アタラックスは、グラクソス・ミスクライン社が開発した抗ヒスタミン薬です。 ハウスダストなどのアレルゲンによるアトピー性皮膚炎や夜間のかゆみで眠れない睡眠障害などに使用された医薬品です。 第1世代の抗ヒスタミン薬で口が乾くなど抗コリン作用があり、特に中枢神経抑制作用の眠くなる部分が注目され気分をリラックスさせながら入眠しやすくする効果があります。 お薬通販部では、ヒドロキシジンパモ酸塩25mgの購入が可能となっています。
  • ラミタックス
    5,580円(1錠56円)~

    在庫なし

    ラミタックスは、サンファーマが不眠症治療薬です。 不眠症の中でも特に熟眠障害の改善に有効な不眠症治療薬として日本で製造されたロゼレムのジェネリック医薬品となります。 従来のベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは異なり、睡眠に関係している人間のホルモンであるメラトニンに作用し、自然な眠りを誘発しつつも副作用や依存性・耐性の少ない安全な睡眠薬です。 ロゼレムよりも安価で購入できるジェネリックは世界中で多く利用されています。 お薬通販部では、ラメルテオン8mgの購入が可能となっています。
  • ソクナイト
    4,050円(1錠81円)~

    在庫あり

    ソクナイトは、スマートメディアサイエンス社が開発した睡眠薬で、ルネスタのジェネリック医薬品です。 睡眠障害の中でも特に寝つきが良くない、熟睡出来ないという方に大きな効果を発揮する睡眠導入剤になります。 従来の睡眠薬とは異なり非ベンゾジアゼピン系の超短時間型で依存性や耐性が少なく翌日に眠気を持ち越さない安全性の高い睡眠導入剤として世界中で多く利用されています。 お薬通販部では、エスゾピクロン2mgの購入が可能となっています。

不眠症・睡眠薬の口コミ

  • 佐々木 (31歳)

    投稿日:2019年03月22日

    自然と眠りに導いてくれます。市販の薬だと、次の日だるさが残るのですが、こちらはそんなことなくスッキリ目覚めることができました。
  • 亮太 (33歳)

    投稿日:2019年03月22日

    緊張で眠れない時に服用しています。これを飲むと気持ちが落ち着き、自然と眠れるようになります。これからもお世話になります。
  • ミユ (28歳)

    投稿日:2019年03月19日

    服用後はふわーとリラックスする感覚になり寝つきがよくなります。ストレスや疲労がたまって眠れない時のお助け薬として使用しています。値段も安く購入しやすいです!
  • 夢香 (23歳)

    投稿日:2019年03月19日

    最近ストレスでめちゃくちゃ食べまくってしまい、自分でも気づいていますが、太ってしまいました。この薬を飲んで食欲が少しでも減ればと思います。
  • 大五郎 (29歳)

    投稿日:2019年03月18日

    寝付きは良くなりましたが、中途覚醒にはイマイチ。一回起きるともう一度寝付くのに時間がかかります。でも飲んでいない時よりはマシなので服用続けます。

睡眠薬とは~合理的な利用で快適な睡眠を得るための確認事項~

睡眠薬とは~合理的な利用で快適な睡眠を得るための確認事項~

睡眠薬とは

睡眠薬とは別名、睡眠導入剤、眠剤、催眠薬とも呼ばれ、不眠症や睡眠障害を治療する薬剤です。

睡眠時の不安や緊張を取り除き、寝つきを良くするなどの作用があります。

短期間の服用にて、寝つきが悪い、睡眠中に何度も目が覚めてしまう、夜中に目が覚めた後眠れない、朝早く目が覚めてしまうといった症状を改善できます。

ただ長期間の服用では、耐性の形成や、依存症の懸念がありますので、あくまで短期間で効率よく使用することとなっており、正しい服用方法の遵守が極めて重要な薬剤です。

一般的には薬に頼らない方法で治療をおこなっても良くならない不眠症や睡眠障害の方に適用されます。

目次

  1. 睡眠薬を使用する前に知っておくべき注意点
  2. 睡眠薬の歴史
  3. 睡眠薬の種類
  4. 睡眠薬の分類と代表的な治療薬
  5. 睡眠薬を服用する時に気をつけること
  6. 睡眠薬の主な副作用
  7. 睡眠薬の医薬品規制
  8. 睡眠薬の購入方法
  9. 睡眠薬を正しく利用するためのガイドライン
  10. 睡眠薬の有効性(まとめ)
  11. 関連商品

睡眠薬を使用する前に知っておくべき注意点

睡眠薬を使用する前に知っておくべき注意点

睡眠薬は長期間服用すると耐性ができる点、依存性が高い点から短期間の服用に留めることが推奨されています。

睡眠薬を急に減量したり中止したりすると、睡眠薬の服用を開始する前の不眠症よりさらに症状が悪化した不眠症が発現してしまう反跳性の離脱作用を有することもあります。

ほかにも用法用量を遵守せずに過量に睡眠薬を摂取すると、記憶障害が発生したり、筋弛緩作用により身体に力を入れることが困難になることでふらつきや転倒の危険性が増したり、興奮状態や攻撃性が高い状態になったりと強い副作用の発現が懸念されます。

必ず決められた用法用量を守り、依存性が形成されないよう、短期間の服用に留めることが大切です。

強い副作用

GABA受容体作動薬と呼ばれる、脳の興奮を抑制するGABAという神経伝達物質の作用を促進することで不眠に対する効果を有するバルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬では、強い副作用が生じることが知られています。

バルビツール酸系の睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬が世に出てくる前に広く使用されていたのですが、作用量と致死量が近く、高用量では死に至る危険性が高いという重大な副作用があり、ベンゾジアゼピン系睡眠薬に取って代わられました。

ベンゾジアゼピン系は短期間の服用であれば安全かつ有効ですが、鎮静作用と筋弛緩作用に関連して、眠気やふらつき、めまい、集中力の欠如、姿勢制御の欠如による転倒や傷害の副作用の発現が懸念されます。

また過量に服用すると記憶障害(一時的な記憶欠如)や、攻撃性や暴力・易刺激性といった奇異反応が生じることがあります。

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系より副作用は軽減されていますが、高用量投与で稀に幻覚や健忘といった副作用が発現し、統計的にはうつ病のリスクを増加させる可能性があるとされています。

薬に対する依存性

GABA受容体作動薬であり、脳の興奮抑制作用を有するGABAという神経伝達物質の作用を増強することで催眠効果を有するGABA受容体作動薬であるバルビツール酸系・ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬では、薬に対する依存性が形成されることが知られています。

バルビツール酸系は耐性の形成スピードが速く、依存性も高くなります。

そのため離脱症状も発現しやすく、特に振戦せん妄が起きる割合が高い傾向があります。

ベンゾジアゼピン系も、筋弛緩作用、催眠作用、鎮静作用、抗てんかん作用に対して、比較的急速に耐性が形成されることがわかっています。

抗不安作用への耐性はゆっくり形成され、健忘作用に対する耐性は生じないといわれています。

耐性が形成された作用は離脱症状も多く発現し、不眠や震え、恐怖、筋けいれんなどが見られます。

非ベンゾジアゼピン系の耐性形成はベンゾジアゼピン系よりも総じて遅いですが、長期間の使用により耐性と依存性が生じることが知られています。

身体の平衡感覚や立位での安全性に対して耐性が生じ、機能障害に発展するケースがあります。

また数週間以上の服薬にて離脱症状の発現も懸念されています。

睡眠薬の歴史

睡眠薬の歴史

睡眠薬の始まりは1869年の抱水クロラールから始まります。

1990年頃にはバルビツール酸系の睡眠薬が登場しましたが、致死性の重大な副作用があり、非バルビツール酸系睡眠薬を経て、1960年頃にはベンゾジアゼピン系睡眠薬が登場します。

しかし、依然として耐性や依存性に問題があり、1980年頃には非ベンゾジアゼピン系睡眠薬が登場します。

バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系は、脳の興奮を抑制するGABAの働きを促進するGABA受容体作動薬であり、脳全体を鎮静させ眠らせます。非ベンゾジアゼピン系はベンゾジアゼピンよりも耐性や依存性は改善されていましたが、それほど大きな差はありませんでした。

そのため更なる改良を求めて、2010年にはメラトニン受容体作動薬が開発されました。メラトニンとは概日リズムを調整しているホルモンであり、体内時計を介して、睡眠と覚醒の体内リズムを整えることで睡眠を促します。忍容性が高く、耐性が少ないのが特徴です。

2014年にはオレキシン受容体拮抗薬が登場しました。覚醒を維持する脳内物質であるオレキシンの働きを弱めることで睡眠を促します。長期間服用できる薬剤として注目を集めています。

睡眠薬の種類

睡眠薬の種類

現在使用されている睡眠薬は主に次の4つの種類に分けられます。

  • ・ベンゾジアゼピン系
  • ・非ベンゾジアゼピン系
  • ・メラトニン受容体作動薬
  • ・オレキシン受容体拮抗薬

以前は抱水クロラールやバルビツール酸系の睡眠薬も用いられておりましたが、致死性の副作用の発現や、耐性・依存性の問題が発覚し、現在ではほとんど使用されておりません。

ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系も長期間服用すると耐性・依存性が懸念されますので、短期間の使用に留めるべきとされています。

その他、抗ヒスタミン薬や抗うつ剤抗不安薬も不眠治療に有効な効果をもたらします。

ベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は1960年代からよく用いられている睡眠薬です。

GABA受容体作動薬であり、脳の興奮を抑制するGABAという神経伝達物質の働きを促進することで、脳全体の活動を抑えて眠りに促す薬剤となります。

短期間の使用であれば安全かつ有効ですが、長期間服用すると耐性ができやすく、また依存性も高く、長期間使用した後に服薬を中断すると離脱症状が生じる傾向が強いとされています。

睡眠薬の効果が翌朝以降も継続することにより、ふらつきなどが懸念される持ち越し効果や、筋肉の緊張を緩め、ふらつきや転倒の危険性が増す筋弛緩作用、軽い記憶障害などの副作用への注意が必要です。

ただし、作用の持続時間が非常に短時間なものから長時間作用するものまでバリエーションが豊富であるため使いやすく、2016年現在で日本国内の睡眠薬の内、処方せん発行ベースで約65%の割合を占めています。

代表的な薬剤としては、

  • ・トリアゾラム(商品名:ハルシオンなど)
  • ・ブロチゾラム(商品名:レンドルミンなど)
  • ・リルマザホン(商品名:リスミーなど)
  • ・フルニトラゼパム(商品名:サイレース、ロヒプノールなど)
  • ・クアゼパム(商品名:ドラールなど)

があげられます。

非ベンゾジアゼピン系

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は1980年代に登場した睡眠薬であり、ベンゾジアゼピン系と同様、GABA受容体作動薬です。ベンゾジアゼピン系と化学構造は似ていないにもかかわらず、薬理学的作用が似通っているために、非ベンゾジアゼピン系という名がつけられています。

GABA受容体に作用し、脳の興奮を抑制する作用を持つ神経伝達物質であるGABAの働きを促進することで、脳全体を鎮静し催眠効果を発揮する薬剤となります。

ベンゾジアゼピン系と比較してGABA受容体のサブタイプにより選択的に作用するため、依存性や離脱症状の改善が図られている薬剤となります。

しかしながら、軽減されたとはいえゼロではないため、長期間の服用は推奨されておりません。

ベンゾジアゼピン系に代わり良く使用されるようにはなりましたが、2016年現在の日本国内の睡眠薬の処方せん発行ベースを確認すると、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は睡眠薬全体の約30%でした。

未だ日本ではベンゾジアゼピン系(約60%)の方がよく利用されています。

これは作用時間が非常に短いタイプしか存在しないこと、また中等度以上の不眠症には効果が薄いこと、ベンゾジアゼピン系は耐性が強くでるため処方量が増大する傾向にあることが関連しているものと思われます。

メラトニン受容体作動薬

メラトニン受容体作動薬とは、睡眠ホルモンであるメラトニンの作用を促進することで、不眠に対して効果を発揮する薬剤です。

メラトニンは体内時計や概日リズムに深く関わるホルモンであり、ほぼすべての生物が体内に保有しています。通常は夜に分泌され、体内時計を調整したり、体温を下げたりすることで、睡眠と覚醒のリズムを整える作用を有します。

より自然に近い生理的な睡眠を誘導でき、特に入眠障害を有する不眠症の方におすすめです。

ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬と比べて、忍容性が高く依存性もないことから、注目を浴びています。

ただし、催眠効果はベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系と比較すると弱いといわれています。

2010年より販売が開始されており、日本で販売されているメラトニン受容体作動薬はロゼレム(一般名:ラメルテオン)のみとなります。

2016年現在、日本国内の睡眠薬の内、処方せん発行ベースでロゼレムが占める割合は数%です。

日本では処方せん医薬品に指定されているため、医師の診断が必須となっておりますが、イギリスやアメリカでは処方せんが不要の、単なるサプリメントとして販売されています。

オレキシン受容体拮抗薬

オレキシン受容体拮抗薬とは、オレキシン受容体に作用することで、覚醒作用を有する神経伝達物質であるオレキシンが受容体に結合するのを拮抗的に阻害することで、脳を覚醒状態から睡眠状態に移行させ、睡眠効果を有する薬剤です。

オレキシンは視床下部のニューロンから産生され、脳内の覚醒において重要な働きをする神経核に密に投射されることで、これらの神経核を活性化させて覚醒を維持する働きを有しています。

オレキシン受容体拮抗薬は、オレキシンニューロンの神経支配下にある覚醒を促す働きを有する神経核に作用し、働きを抑制することで、睡眠効果を有します。

主に入眠障害や中途覚醒を有する不眠症の方に効果を示します。

オレキシン受容体拮抗薬は睡眠システムに働きかけるのではなく、覚醒システムに作用するという、これまでの睡眠薬とは全く作用機序が異なる、新しいタイプの睡眠薬です。

覚醒システムに作用するため、自然な睡眠を導くと考えられており、習慣性や依存性もベンゾジアゼピン系と比較して弱く、長期的に使用可能とされています。

2014年に発売が開始され、日本で現在販売されているオレキシン受容体拮抗薬はベルソムラ(一般名:スボレキサント)のみとなります。

過去に使用されていた薬

過去に使用されていましたが、現在ではほぼ使用されていない睡眠薬としては、抱水クロラールやバルビツール酸系睡眠薬があげられます。

そもそも睡眠薬の始まりは抱水クロラールであり、1869年に不眠症治療薬として有効性が認められました。長期間服用することによる薬剤依存性、急に薬剤を減量したり中止したりするによる強い離脱作用が見られます。

また治療に使用される薬剤量(治療域)と毒性が発現する薬剤量(有毒域)が狭いこともあり、安全性に非常に懸念があることから、1910年頃にバルビツール酸系の睡眠薬が発売されると、ほとんど使用されなくなりました。

バルビツール酸系の睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系と同様、脳内の興奮を抑制する作用があるGABAの作用を促進することで、睡眠効果を示します。

1920年代から1950年代まで、実質的に唯一の睡眠薬であったため、世界中で広く使用されました。しかしながら、治療域が狭いことから、過剰投与により死亡する副作用が発現し、また自殺企図の方法としても用いられるようになり、世間的に問題となりました。

1950年代には安全域の広い非バルビツール酸系の睡眠薬が発売され、その後1960年代に発売されたベンゾジアゼピン系睡眠薬に置き換えられていきました。

その他不眠治療として有効な薬

その他、不眠治療として有効な薬としては、抗ヒスタミン薬や抗うつ剤、抗不安薬などがあげられます。

抗ヒスタミン薬は、脳内の神経伝達物質であり、覚醒を促す作用のあるヒスタミンがヒスタミン受容体と結合するのをブロックすることで催眠鎮痛作用を示し、一時的に不眠症状を緩和する薬剤です。

一般用医薬品に指定されており、一般薬局やドラッグストアで購入が可能です。

抗うつ剤とは、うつ病の治療に用いられる薬剤です。

脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどの量を増加させ、不安や緊張を取り除いたり、気分の高揚をもたらしたりする作用があります。

セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となるホルモンです。日中にセロトニンが多く分泌されると、夜間にメラトニンがよく分泌されるようになり、良質な睡眠がとれるようになるのです。

セロトニンとメラトニンの好循環は睡眠にとても重要な要素であり、セロトニンの分泌量を増やす抗うつ薬は、うつ病も併存する不眠症患者に高い効果が期待できます。

抗不安薬は精神病に対する治療薬であり、脳内の神経伝達物質であるドーパミンに作用します。

不眠時はドーパミンの活動異常が生じていることがわかってきており、実際入眠に要する時間や、覚醒時間を減らす作用が認められています。

睡眠薬の分類と代表的な治療薬

睡眠薬の分類と代表的な治療薬

GABA受容体作動薬である睡眠薬(ベンゾジアゼピン系など)は、その半減期(薬の成分の血中濃度が半減するまでの時間)により、

  • ・超短時間作用型(半減期:約2~4時間)
  • ・短時間作用型(半減期:約2~4時間)
  • ・中時間作用型(半減期:約12~24時間)
  • ・長時間作用型(半減期:24時間以上)

の4つに分類されます。

半減期は薬剤の効果の作用持続時間をあらわします。

超短時間作用型および短時間作用型は、半減期の短さから、翌朝に効果を持ち越さないのが特徴であり、入眠障害を有しておられる方に処方されることが多く、代表的な薬にはゾルピデムなどがあげられます。

中時間作用型および長時間作用型は、中途覚醒や早期覚醒を有する方に処方される傾向があり、代表的な薬にはニメタゼパムなどがあげられます。

超短時間作用型

超短時間作用型の睡眠薬とは、半減期(薬の成分の血中濃度が半分になる時間、薬の作用時間を示す)が約2~4時間の薬剤を指します。

半減期が非常に短いため、効果の持続時間も短く、翌朝にも薬効が残ることによるふらつきや転倒といった持ち越し効果が少ないというのが特徴です。入眠障害に悩まされている方によく処方されます。

また交代勤務やシフト勤務といった、日によって昼夜逆転の生活を送る方にもよく処方されます。どちらかというと慢性的な不眠ではなく、一過性の不眠に対し、特に寝つきの悪さが特徴的な軽度から中等度の不眠に対して処方される薬剤です。

薬効は約2~4時間程度で和らぎますので、目覚めを良くする作用も期待されます。

代表的な薬剤には

  • ・ベンゾジアゼピン系睡眠薬であるトリアゾラム(商品名:ハルシオン)
  • ・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬であるゾピクロン(商品名:アモバン)
  • ・酒石酸ゾルピデム(商品名:マイスリー)
  • ・エスゾピクロン(商品名:ルネスタ

などがあげられます。

高齢者は持ち越し効果が強く出る傾向があり、転倒リスクが高いことから、超短時間作用型を第一選択薬とするケースが多いようです。

短時間作用型

短時間作用型の睡眠薬は、薬剤の成分の血中濃度が半減するのにかかる時間である半減期が約6~12時間程度である薬剤で、薬効は約6~12時間以上持続されます。

代表的な薬剤には、ベンゾジアゼピン系である

  • ・ブロチゾラム(商品名:レンドルミンなど)
  • ・ロルメタゼパム(商品名:エバミール、ロラメット)
  • ・リルマザホン(商品名:リスミーなど)

などがあげられます。

その他、非バルビツール酸系であるブロムワレリル尿素(商品名:ブロバリン)や、本来は抗不安薬ではありますがエチゾラム(商品名:デパス、エチカームなど)も短時間作用型の薬剤です。

基本的に適用となる疾患は超短時間作用型と同様であり、入眠障害を有する不眠症の方、夜勤のため昼夜逆転の生活を送る方などによく処方される傾向があります。

中途覚醒時間の減少作用があることもわかっており、軽い中途覚醒を有する方にも処方されます。

また、薬剤によっては全睡眠時間の延長も認められています。

不眠症の症状に広く適応し、かつ睡眠薬の効果が翌朝以降も持続してしまう持ち越し効果や、筋弛緩作用などは比較的緩やかであることから、一般的な不眠に対して第一選択薬になるケースが多いとされています。

中時間作用型

中時間作用型の睡眠薬とは、薬効成分の体内血中濃度が半分に減少するためにかかる時間(半減期)が約12~24時間程度である薬剤で、薬剤の効果は約12~24時間以上持続されます。

途中で目が覚めてしまった後眠れない、もしくは何回も目が覚めてしまう中途覚醒や、予定起床時間よりも数時間も早く目覚めてしまう早期覚醒を有する患者さんによく処方される傾向があります。

代表的な薬剤には、ベンゾジアゼピン系である

  • ・フルニトラゼパム(商品名:サイレース、ロヒプノールほか)
  • ・ニトラゼパム(商品名:ベンザリン、ネルボンほか)
  • ・エスタゾラム(商品名:ユーロジンほか)
  • ・ニメタゼパム(商品名:エリミン)

などがあります。

フルニトラゼパムは米国などでは持ち込みが禁止されています。

またニトラゼパムはてんかんの治療薬や麻酔前の投与薬として使用される場合もあります。

その他、現在ではほとんど使用されてはいませんが、バルビツール酸系であるアモバルビタール(商品名:イソミタール)や、抱水クロラール系である抱水クロラール(商品名:エスクレ)なども中時間作用型に分類されます。

超短時間作用型や短時間作用型では朝方まで眠りが持続できなかった方が、睡眠薬の切り替えとして第一に検討する薬剤です。

長時間作用型

長時間作用型の睡眠薬とは、薬剤の有効成分の血中濃度が半減するのにかかる時間である半減期が、約24時間以上と、長時間作用が持続する睡眠薬を指します。

代表的な薬剤としてベンゾジアゼピン系の睡眠薬である

  • ・クアゼパム(商品名:ドラール)
  • ・フルラゼパム(商品名:ダルメート、ベノジールほか)
  • ・ハロキサゾラム(商品名:ソメリン)

などがあげられます。

また現在はほとんど使用されてはいませんが、バルビツール酸系の睡眠薬であるフェノバルビタール(商品名:フェノバール)も、長時間作用型の睡眠薬に分類されます。

夜中に何度も目が覚めてしまう、もしくは覚醒後眠れない、予定起床時間よりも2時間以上早く目覚めてしまうといった中途覚醒や早期覚醒の症状を有する方に処方される傾向があります。

長く効果が持続しますので、睡眠薬の作用が翌朝になっても持続してしまう現象である持ち越し効果が出やすくなります。そのため持ち越し効果が強くでやすい高齢者の方にはおすすめできません。

持ち越し効果はふらつきや脱力などが発現し、高齢者の方は転倒する危険性が高まることが懸念されるためです。

睡眠薬を服用する時に気をつけること

睡眠薬を服用する時に気をつけること

睡眠薬は用法用量を守り、正しく服用すれば効果を期待できる薬剤なのですが、現状は効き目が悪いとして過量摂取する例が後を絶たず、朝になっても睡眠薬の効果が持続してしまったり、耐性や依存性が形成されてしまったりします。

また薬剤を急激に中止すると離脱症状といい、薬剤服用前の不眠の状態よりもさらに悪化した不眠状態に陥ることがあります。

睡眠薬とアルコールは併用厳禁であるにもかかわらず、不眠症の方はアルコールを断ち切れない方も多く、睡眠薬の効果が強く現れてしまうことがあります。

必ず決められた用法用量を遵守し、アルコールを併用せず、無断で急激に薬剤を減量したり中止したりしないことが大切です。

用法・用量を厳守する

睡眠薬の用法・用法は必ず厳守するようにしてください。

効き目が悪いとして過量に服用するケースが後を絶ちませんが、非常に危険です。

どの薬にも副作用はあるものですが、睡眠薬の場合、過量投与すると、持ち越し効果という睡眠薬の効果が翌朝以降も継続してしまう現象が発現しやすくなり、眠気やふらつき、頭痛などの症状をともない、高齢者の場合は転倒のリスクの増加が懸念されます。

過量服用すると、ある一定期間の自身の行動を全く覚えていないという記憶障害の発生リスクが増加いたします。

睡眠薬の筋弛緩作用が増強され、特に高齢者では立ち上がる際に力が入らなくなり転倒するリスクや、奇異反応という上機嫌で抑制を欠いた行動が発現するリスクも高まることが知られています。

基本的に睡眠薬は短期間の服用を前提とし、症状が改善するにつれ、用量を漸減し、断薬を目指します。

それは長期服用すると耐性や依存性が形成されてしまうからです。

耐性が形成されると、薬剤が効きにくくなり、大量処方に繋がります。依存性が形成されると、薬剤をやめられなくなる他、用量を減量または中止した際には、離脱症状が現れる可能性が高くなります。

お酒と一緒に飲まない

睡眠薬とお酒を一緒に服用してはいけません。

お酒に含まれるアルコールは肝臓で代謝されますので、睡眠薬の代謝と競合し、睡眠薬の代謝が阻害されることで、睡眠薬の効果が増強される可能性が示唆されています。

アルコールも睡眠薬もどちらも中枢神経系抑制作用を有することから、作用の増強も懸念され、症状としては精神機能の低下、知覚機能(記憶力)の低下、運動機能の低下(ふらつき、転倒)などが起こるとされています。

アルコールは脳内のGABA受容体に作用しますので、睡眠薬の中でも特にGABA受容体作動薬であるバルビツール酸系・ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬とアルコールの併用においては、より慎重な対応が求められます。

ひどい場合は命を落とすケースも考えられ、実際に過去アルコールとベンゾジアゼピン系の睡眠薬の服用による死亡例が発生しています。

その他、アルコールと睡眠薬を併用すると不安や焦燥の症状の発現、怯えのような反応の発現、攻撃的になるなどの副作用の増強が確認されています。

アルコールには入眠作用があると考え、併用する人が後を絶ちませんが、アルコールは逆に不眠症を増悪させますので、一緒には摂取しないようにしてください。

睡眠薬の主な副作用

睡眠薬の主な副作用

どんな薬剤にも副作用が存在するように、睡眠薬にも副作用が存在します。

睡眠薬の副作用が世間的に注目を集めているのは、睡眠薬は他の薬剤と比較して過量服用されやすい傾向にあるためと考えられます。

ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、脳内のGABAと呼ばれる神経伝達物質に作用し、脳全体の活性を抑制することで、睡眠リズムを自然な状態から異なる形にしてしまうことから、副作用が出やすい薬剤でした。

主な副作用には、記憶障害や筋弛緩作用、奇異反応、他害行為、依存症および離脱症状などがあげられます。

最近は開発が進み、より自然に近い睡眠リズムを睡眠薬で整えられるようになりましたので、正しい用法用量で服用すれば、副作用をそれほど気にする必要はないと考えられます。

記憶障害

睡眠薬の主な副作用の1つに記憶障害があげられます。

一時的に記憶が途切れたり、自身がおこなった行動を忘れてしまったりします。

服用後の夜中に見られるケースが多く、夜中におこなった自分の行動を、翌朝になると全く覚えていないのです。

記憶障害は短時間作用型の睡眠薬を過量に摂取したり、睡眠薬とアルコールを一緒に服薬したりした場合に起こりやすい傾向があります。

ただし、睡眠薬の成分が代謝され、身体から排泄されれば、記憶は正常に戻るため、あくまで一過性なのですが、周囲の人が非常に心配してしまう副作用の1つです。

対策として睡眠薬を服用したらすぐ横になると、ある程度発現を抑えられるようです。

筋弛緩作用

睡眠薬の主な副作用の1つに筋弛緩作用があげられます。筋弛緩作用は元々睡眠薬の作用の1つです。筋肉の緊張をほぐすことで身体をリラックスさせて、睡眠を促すのです。

副作用としての筋弛緩作用は、その作用が強く出てしまい、身体に力が入りづらくなり、ふらつきや転倒の原因になります。また悪化すると立ち上がることなどができなくなるという報告もあります。

骨折に繋がる危険性もありますので、注意が必要です。

長時間作用型の睡眠薬を服用した際に発現しやすく、また身体の代謝機能が衰えている高齢者によく発現する傾向があります。

奇異反応

睡眠薬の主な副作用の1つに奇異反応があげられます。

奇異反応とは、いきなり上機嫌になったり、ちょっとしたことで興奮状態になったり、はしゃいだりなどの抑制を欠いた行動を取ったり、普段と異なる攻撃的な行動を取ったりなど、本来予想されるはずの作用とは逆の反応が発現してしまう状態を指します。

深刻なケースでは、飛び降りや、首にひもを巻き付けるなどの自殺企図も報告されています。

バルビツール酸系およびベンゾジアゼピン系の睡眠薬で顕著に見られる傾向があり、不安の増加、攻撃性の増加、衝動の制御不能、精神錯乱、暴力行為、痙攣などが報告されています。

高用量ほどよく発現する傾向があるようです。

他害行為

睡眠薬の主な副作用の1つに他害行為(他人を害する行為)があげられます。

アメリカ食品医薬品局(FDA)が有害事象報告システムであるARESのデータを解析した結果を2010年に発表しており、短時間作用型の睡眠薬にて他害行為の発現率が高い傾向が認められました。

傷害や殺人などの他害行為のリスクは、ベンゾジアゼピン系であるトリアゾラム(商品名:ハルシオン)で8.7倍、非ベンゾジアゼピン系であるゾルピデム(商品名:マイスリー)で6.7倍、エスゾピクロン(商品名:ルネスタ)で4.9倍に増加することを示されました。

このほかにも、ベンゾジアゼピン系のジアゼパム(商品名:セルシン)で3.1倍、アルプラゾラム(商品名:ソラナックス)で3.0倍、クロナゼパム(商品名:リボトリール)で2.8倍のリスク増加が認められています。

依存症

睡眠薬の主な副作用の1つに依存症があげられます。

依存性とは、睡眠薬を長期間服用することにより、耐性が形成され、同様の摂取量では効果が期待できなくなり、より多くの用量を精神的にも身体的にも求めるようになる状態をいいます。

バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に多くみられる傾向があります。

バルビツール酸系の依存症は、精神的依存がすみやかに形成され、また身体的依存も続いて形成されます。薬剤自体が乱用の可能性が高い薬剤です。

ベンゾジアゼピン依存症は、耐性が形成されるとこれまでの用量では薬効が期待できず、不快な状態を回避するために服用を長期化することで発症します。正しい用量を服用していたとしても長期間服用することで依存症が形成されますので、注意が必要です。

離脱症状

睡眠薬の主な副作用の1つに離脱症状があげられます。

薬剤の用量を急激に減らしたり中止したりすることで、薬剤を服薬する前不眠症よりも状態の悪い不眠症が発現したり、不安や興奮、抑うつといった不快な症状が発現してしまう状態です。

バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に見られます。

ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の離脱症状で最も頻発するのは不安症状であり、睡眠障害や易刺激性、パニック発作、発汗、手の震え、記憶障害、動悸などの不快な症状が発現します。

発症する症状は比較的重篤なものが多く、改善には数週間を要するのが一般的です。

睡眠薬の医薬品規制

睡眠薬の医薬品規制

睡眠薬の多くは 国際的に規制されています。

1971年に公布された向精神薬に関する条約により、バルビツール酸系およびベンゾジアゼピン系睡眠薬の多くは、乱用の危険性ありとして、国際的に流通が制限されています。

日本で睡眠薬は「麻薬および向精神取締法」という法律で規制されています。

しかし、日本は国民皆保険のため患者の負担は3割に抑えられており、また睡眠薬の薬価は諸外国と比較して低く設定されている影響からか、諸外国と比較し、ベンゾジアゼピン系の処方量が多く、医師による不適切な使用が考えられるとして、2010年に国際麻薬統制委員会から指摘を受けています。

それを受けて、各種学会や、厚生労働省からベンゾジアゼピン系睡眠薬の適正使用について注意喚起が出されています。

アメリカでは規制物質法という薬物の製造、輸入、所有、流通を規制する法律にて規制しており、フルニトラゼパムは、州によりますが医師の証明書があっても持ち込み不可とされています。

ベンゾジアゼピン系や、非ベンゾジアゼピン系の酒石酸ゾルピデム、長時間作用するベルビツレート系睡眠薬は乱用や依存の可能性ありとして処方数が制限されるなど監視の対象となっています。

またヨーロッパ各国でも4週以上の処方は許可されていないのが一般的です。

睡眠薬の購入方法

睡眠薬の購入方法

睡眠薬の購入をご希望の場合や、医薬品の種類により方法が異なります。

睡眠薬はその効果が高く、保険適用となる薬剤なのですが、購入するためには、医師の診断、医師による処方せん発行、薬剤師による調剤が必須です。

一方睡眠改善薬は、睡眠薬と比べてその効果はマイルドであり、一時的な不眠症の改善に使用され、一般薬局やドラッグストアで購入することが可能です。

また海外の医薬品は、個人目的の使用であり、数量は一定数量までに限られ、またその使用は個人の責任とはなりますが、インターネットを介して個人輸入することが可能です。

病院で処方をうける

不眠症治療のために医師が処方する睡眠薬をご希望の場合は、まず医療機関を受診し、不眠症の診断を受けてください。

医師が身体の状態を確かめ、不眠症であり睡眠薬による治療が適切と判断した場合、処方せんが発行されます。その処方せんを調剤薬局に提出することにより、薬剤師が医師の処方せんに基づき調剤してくれ、薬剤師による睡眠薬の説明を聞いた後に入手することが可能となります。

非常に入手までに通るプロセスが多いですが、これは睡眠薬が処方せん医薬品(別名、医療用医薬品)という、薬剤の効果が非常に高く、副作用の発現も懸念され、使用にあたり注意が必要な薬剤であると厚生労働省より指定されているからです。

一般消費者が使用するためには、医師の診断かつ薬剤師の説明が必須であるとされているため、一般薬局やドラッグストア、Amazonや楽天などの一般的な通販サイトでは取扱われていません。

睡眠薬は短期間の服用では非常に不眠症に有効ですが、長期間の服用となると、耐性や依存性の問題が生じてきます。また薬剤の服用量を急に減らしたり、また中止したりすると離脱症状も懸念されます。

そのため、必ず医師が身体の状態を確かめつつ、都度薬剤の調整をおこなっていく必要がありますので、必ず医師の指示に従って服用してください。

市販薬を購入する

不眠症状の治療薬として、睡眠改善薬という薬は市販薬として日本国内にて販売されています。

睡眠薬とは薬剤の有効成分から違い、主としては抗ヒスタミン剤である塩酸ジフェンヒドラミンなどを主成分としています。

市販されている睡眠改善薬は、「不眠症」の治療薬ではなく、眠りが浅い、寝つきが悪いといった「一時的な不眠症状」の治療薬となります。医師から処方される睡眠薬に比べ、その効果は弱く、ゆるやかに眠りにつけるように誘導します。

病院に行くほどでもなく、また慢性的な症状ではなくあくまで一時的な症状改善に使用される薬剤となります。

一般薬局で取り扱われる医薬品はOTC医薬品といわれており、要指導医薬品と一般用医薬品に分類されます。

睡眠改善薬のほとんどは一般用医薬品の内の第二類医薬品という、薬の組み合わせや副作用などの安全性に注意が必要なものの、患者さんへの説明は努力義務に抑えられ、また薬剤師のほか、登録販売者も販売できる薬剤ですので、比較的容易に入手することが可能です。

またネットでの販売も認められています。

通販で購入する

慢性的な不眠症に悩まれておられるものの、医療機関の受診を躊躇われる方、もしくは一時的な不眠症状を改善したいものの店頭での購入は嫌だと思われる方は、通販を活用されるといいでしょう。

不眠症の治療薬の通販による購入を希望される方は、日本国内で承認が取得されている治療薬ではなく、海外市場にて販売されている治療薬を個人輸入するという方法があります。

日本国内では、不眠症治療薬は処方せん医薬品に指定されており、医師の診断に基づき発行される処方せんを調剤薬局に提出することで初めて入手することが可能です。

そのため、日本国内にて代表的な通販サイトであるAmazonや楽天では取り扱っていません。

一方、海外市場で販売されている不眠症治療薬は、 個人使用目的かつ一定数量までであれば、厚生労働省に事前に通知しなくても、海外から輸入可能であることが薬機法で示されています。

医師の診察および処方せんは不要です。個人輸入代行業者を介し、代行業者が提供する通販サイトから購入してください。

また一時的な不眠症状への治療薬である睡眠改善薬も同様に海外から個人輸入してもいいですし、国内においてもインターネットにて購入可能です。

睡眠薬を正しく利用するためのガイドライン

睡眠薬を正しく利用するためのガイドライン

日本では、2013年に厚生労働省の研究班と日本睡眠学会が共同し、不眠症の薬物療法を安全かつ効果的におこなうための診療指針として「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」が発表されました。

不眠症は日本人の一般成人の約10%が罹患しています。高齢化が進み、また現代は24時間休みなく稼働する社会のため、シフト勤務や夜勤に従事する人は一定数おり、夜型生活を送る人も増えています。

ストレスにさらされる割合も増加傾向であり、不眠症の発症リスクである生活習慣病やうつ病患者の増加により、不眠症に罹患する患者さんの今後の増加が懸念されています。

実際に睡眠薬の処方量は増加傾向にありますし、高用量もしくは複数の睡眠薬を併用している患者さんの割合も漸増傾向にあります。一部では常用量の服薬ながら服薬自体をやめられない患者さんもおり、その他乱用や過量投与の事例も報告されています。

睡眠薬は長期の服用にて耐性ができ、身体的・精神的依存性が懸念され、また離脱症状もあります。

使用には十分な管理が必要です。

本ガイドラインは、医師と患者両者にむけて、薬剤治療のみならず、不眠症の治療をいかに安全かつ効率的におこなえるのかの指針を示されています。

不眠症に関する疑問を解決できますので、一度ご参照ください。

睡眠薬の有効性(まとめ)

睡眠薬は、短期間の服用にて、不眠症の治療に非常に効果を示します。 ただ長期間の服用においては、耐性が形成され、身体的そして精神的に依存してしまう可能性が指摘されています。

また急に薬剤量を減らしたり中止したりすると離脱症状の発現が懸念されます。 そのため、あくまで非薬物療法にて期待した効果が得られなかった患者さんを対象に、短期間の服用により効率的な治療をおこなうことが前提です。

正しい服用方法を遵守すればそれほど危険性は高くありませんので、睡眠薬の特徴を理解し、ガイドラインに従って安全かつ効果的に活用していきましょう。

参考文献

情報サイト
ウィキペディア(日本版)
ウィキメディア財団が管理・運営しているインターネット百科事典の日本語サイトです。 詳細かつ、網羅的な情報を掲載しており、他の辞書サイトでは容易に確認できないような事柄についての記事を確認することが可能です。

日経メディカル
医師や薬剤師、看護師、医学生など医療関係者を対象として医療系の情報やニュースを発信しているサイトです。
最新の医学情報だけではなくコラムや海外の論文の案内、処方薬辞典など幅広いコンテンツを網羅しています。

行政機関サイト
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査もおこなっています。

医薬品情報サイト
MSDマニュアル
MSD社の医療関連情報サイトで、世界中の医療専門家や査読者で構成される独立編集委員会、また医師やメディカルライターで構成されるスタッフの共同作業により編集された医療や福祉、健康に関するさまざまな情報の検索が可能となっています。

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