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アルコール依存症

アルコール依存症の治療薬通販購入の一覧ページです。
レグテクトジェネリックやノックビンジェネリックなど、脳の興奮系の神経の活動を抑えることで飲酒欲求を抑える薬を最安値でご紹介しています。

アルコール依存症の商品一覧

  • ノディクト
    5,810円(1錠194円)~

    在庫あり

    ノディクトは、サンファーマ社が開発したオピオイド受容体拮抗薬で、レビアのジェネリック医薬品です。 アルコール依存症の飲酒の報酬にオピオイドが関係しています。 報酬系の神経物質で、高揚感や多幸感といった快楽系で、オピオイド受容体を阻害すると飲んでも報酬系がブロックされているため飲酒欲求が低減してきます。 お薬通販部では、ナルトレキソン50mgの購入が可能となっています。
  • アカンプロサート
    4,010円(1錠67円)~

    在庫あり

    アカンプロサートは、インタスファーマ社が開発したアルコール依存症断酒補助薬で、レグテクトのジェネリック医薬品です。 アルコール依存症は、薬物依存症の一種でお酒の飲み方をコントロール出来なくなった状態で誰でもかかる可能性があります。 アルコールが体内から抜けた禁断症状の手が震える、眠れない、寝汗や幻覚をおさえるために飲酒を繰り返します。 適切な精神療法・薬物療法・行動療法を組み合わせて治療が可能になっています。 お薬通販部では、アカンプロサート333mgの購入が可能となっています。
  • クロノル
    3,440円(1錠35円)~

    在庫あり

    クロノルは、ポンズ社が開発した抗酒癖薬で、ノックビンのジェネリック医薬品です。 大量の飲酒を続けないと精神的や肉体的に自分が保てなくなるアルコール依存症で、アルコールは体内に吸収されるとアセトアルデヒドを経てアルデヒド脱水素酵素により酢酸へと分解されていきます。 アセトアルデヒドが体内に残ると悪酔いや二日酔いになり、肝臓での分解がされてない状態になります。 アルデヒド脱水素酵素の働きを阻害し、少量の飲酒でもアルコールに対して嫌悪感を抱かせ、アルコール依存症を改善します。 お薬通販部では、ジスルフィラム500mgの購入が可能となっています。
  • アカンプロル
    2,300円(1錠55円)~

    在庫なし

    アカンプロルは、サンファーマ社が開発したアルコール依存症断酒補助薬で、レグテクトのジェネリック医薬品です。 アルコール依存症では、脳内のグルタミン酸作動神経系の働きで飲酒を繰り返す欲求につながっていると考えられています。 グルタミン酸受容体を抑制することで脳内神経のくずれたバランス状態を戻します。 飲酒欲求を抑制することでアルコール依存症を改善します。 お薬通販部では、アカンプロサート333mgの購入が可能となっています。

アルコール依存症の口コミ

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アルコール依存症とは~お酒と上手につきあうための注意事項~

アルコール依存症とは~お酒と上手につきあうための注意事項~

アルコール依存症とは

アルコール依存症とは、大量のお酒を長期間に渡り飲み続けることによって、アルコールの摂取による精神的や肉体的な作用に強くとらわれる精神障害で、アルコールなしではいられない状態になってしまう薬物依存症です。

始めは単なる習慣として飲酒していたのが、気つけば飲酒しないと気分が落ち着かなくなります。

徐々に飲酒量が増え、お酒が切れるとイライラしたり冷や汗をかいたりという精神的肉体的症状が出始め、アルコールから離れられなくなります。

誰でもかかる可能性のある病気で、日本の患者数は230万人程度といわれています。

目次

  1. アルコール依存症の診断基準
  2. アルコール依存症の原因になりうる理由
  3. アルコール依存症の病状
  4. アルコール依存症の治療
  5. アルコール依存症に有効な治療薬
  6. アルコール依存症は早期治療が肝心(まとめ)

アルコール依存症の診断基準

アルコール依存症の診断基準

アルコール依存症の診断基準として、WHO(世界保健機関)の診断基準である「ICD-10」によりガイドラインが定められています。

  • ・飲酒に対して欲望と脅迫感がある
  • ・飲酒量のコントロールができない
  • ・禁酒または減酒の離脱症状がある
  • ・かつてと同じ量では酔わなくなったという耐性の証拠があ
  • ・飲酒せざるを得ない時間が長くなる
  • ・回復に要する時間が延びつつある
  • ・明らかに有害な結果を起きているのに飲酒する

これらの特徴を有する人がアルコール依存症と診断されます。

その他、アメリカ精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)でもアルコール依存症の診断基準が作成されており、こちらは主に研究用の診断基準として用いられています。

飲酒に対する欲望と脅迫感がある

アルコール依存症の診断基準の1つに、飲酒に対する強い欲望と脅迫感があります。

たとえば、就業前になると常に飲みに行くことを考える、自宅にはお酒を常備しておかないと落ち着かない、他のことのためなら外出は面倒と思える状況でも、お酒のためなら外出するのを厭わないなどがあげられます。

ひどくなると、飲酒しなければと調子が出ないと感じる、そのために勤務中や医者に止められているにもかかわらず飲酒を続けるという連続飲酒発作が起こります。

会社員においては、業務時間中にトイレや会議室などで隠れて飲酒するといった例が報告されています。

さらに症状が悪化すると、数時間ごとに飲酒し、身体の限界まで飲酒する連続飲酒と呼ばれる状態になります。

そして限界まで飲酒し、身体がアルコールを受け入れなくなると断酒し、回復すると再び飲酒を始めるというパターンを繰り返す「山型飲酒サイクル」に移行する場合があります。

目が覚めている間は常に飲酒のことを考え、お酒を飲むべき環境ではないとわかっているのにアルコールをやめられない、また常に手元にお酒がないと落ち着かなく、アルコールへの精神的依存が見られる状態です。

飲酒量のコントロールができない

以下の例のように、飲酒量のコントロールができない方は、アルコール依存症の診断基準に抵触しています。

・今日はアルコールを飲むことはやめておこうと思っていたはずなのに、飲み始めてしまうという飲酒の開始をコントロールできない

・一杯だけにしておこうと心に決めて飲み始めたはずなのに、一杯だけではやめられないなどの飲酒の終了をコントロールできない

・少しだけと飲み始めたのに、気づけば自分がいつも飲んでいる量(つまり大量)を服用してしまっている

・アルコールがあるだけ飲んでしまう

・翌日にお酒が残るほど大量に飲酒する

・臓器障害を起こすまで飲酒する

・医師からアルコール量の制限や禁酒をいい渡されているにもかかわらず守れない

少しでもお酒を口にしてしまうと、アルコールの摂取に関しては自分の意思は働かなくなり、ほどよい量で飲酒をやめるということはできなくなっています。

禁酒の離脱症状がある

アルコール依存症の離脱症状とは、アルコールが体内にある状態が普通となり、アルコールによる脳の神経抑制が通常状態となってしまっているために、アルコールが体内から抜けていく過程において生じる、神経の興奮状態により起こる不快な症状のことです。

離脱症状には早期離脱症状と後期離脱症状があり、早期離脱症状は飲酒をやめ数時間で発現し、 手足の震えや発汗、 吐き気や嘔吐、 イライラ感、 一過性幻覚、 幻聴、 不眠、 こむらがえり、 脈拍上昇、 下痢、 などの症状が発現します。

後期離脱症状は飲酒をやめ2~3日で発現し、 うつ状態などの精神異常、 血圧上昇、 幻視や幻覚、 著しい発汗、 けいれん発作の欠如、 身体の震え、 著しい見当識障害(自分がいる場所や時間が分からない)、 が発現してきます。

離脱症状の継続は個人差がありますが、早期離脱症状は2日ほど、後期離脱症状は5日ほど持続するのが一般的です。

離脱症状は禁酒のみならず、飲酒量を減らした際にも発現します。

離脱症状を避けるためにさらにアルコールを求めるようになるのがアルコール依存症の診断ポイントの1つです。

耐性の証拠がある

耐性ができた証拠がある場合も、アルコール依存症の診断に影響します。

当初は少量のアルコールで満足できていたのに、かつて酔っていたアルコール量では全く酔わなくなり、アルコールの飲酒量がどんどんと増えていってしまいます。

この状態を「耐性」ができたといいます。

アルコール依存症の患者は、耐性ができることにより、通常であればとても飲めない量のアルコールを平気で飲む場合があります。

まず適正な飲酒量というのを頭に入れておく必要があります。日本では多量飲酒の基準として「1日の平均飲酒量が6ドリンクを超える」と定義しています。

6ドリンクとは、ビールなら1500ml、日本酒なら540ml、ワインならグラス6杯程度、焼酎(25°)なら300ml程度を指します。

1日の平均飲酒量が6ドリンクを超えるとアルコール依存症になる危険性が増加するといわれています。

健康な生活を送るための1日の平均飲酒量は

・壮年男性なら2ドリンクまで
(ビール500ml、日本酒1合弱、ワイン200ml、焼酎100ml、ウイスキー60ml)

・高齢者と女性は1ドリンクまで
(ビール250ml、日本酒1/2合弱、ワイン100ml、焼酎50ml、ウイスキー30ml)

といわれています。

回復に要する時間が延びつつある

飲酒するために、飲酒以外の興味や楽しみを次第に無視するようになってきます。

すべてにおいてアルコールを第一に考えるようになるのです。

酔いからの回復に要する時間が延びつつあることも、アルコール依存症の診断基準の1つとなります。

これは当然のことながら、いつまでも酔っ払った状態でいると、職場や家庭における人間関係の悪化をもたらします。

アルコールに依存する傾向にある方は、

  • ・家族との会話や家族で過ごす時間を削ってまで飲酒する
  • ・恋人や家族と共に出かけたにもかかわらず
  • ・お酒を飲むことばかりを優先する・休日は飲むしかしない
  • ・もしくは二日酔いでずっと寝てばかりいる
  • ・仕事以外の時間はすべてお酒を飲むことに費やすようになる
  • ・飲んでいる時間が長くなり飲むこと以外は何もできなくなる

などの症状が発現することが報告されています。

日本はアルコールに割と寛容な国です。

週末2日間にわたって飲酒を続けても、仕事始めの月曜日に引きずらなければ、社会的には許容されます。

もちろん家庭的に許容されるかどうか各家庭によりますのでご注意ください。

家族を無視しての飲酒は家庭崩壊の危機です。

月曜の朝になってもアルコールが持ち越される場合は、許容範囲を逸脱していますので、まずここで自分にブレーキをかけることが大切です。

有害な結果を知りつつ飲酒する

今、許容量を超えたアルコール摂取により有害な結果が起きていることが明らかであるにもかかわらず、以前としてアルコールの摂取を継続してしまう状態を指します。

過度のアルコール摂取により、

  • ・急に遅刻や欠勤が増える
  • ・ミスを頻発するようになる
  • ・職場や学校での業績悪化
  • ・約束を破る
  • ・付き合いが悪くなるといった人間関係の悪化
  • ・アルコールを第一優先とし家族を顧みなくなる家庭内トラブル
  • ・過度のアルコール摂取による肝臓病や糖尿病、高血圧、心臓病などの病気の発症
  • ・うつ状態の発症または悪化
  • ・アルコールにお金を過度に費やしたことにより経済的な問題

再三アルコール量を減らすよう注意を受けたにもかかわらず、飲酒量を減らせなかったことによる周囲からの信頼の喪失、また上記のような有害な結果が起きているのに、アルコール摂取をやめることはしません。

特に家族や周囲の人の忠告や説得には耳を貸さない傾向があります。

これは、アルコールによって、自分に都合よく考えるようになり反省しないためと考えられています。

自分でも薄々わかってはいるものの、飲酒の快感を追い求め、自分は依存症ではないと勝手に納得し、自分の殻に閉じこもるようになります。

アルコール依存症の原因になりうる理由

アルコール依存症の原因になりうる理由

アルコール依存症の原因になりうる理由は人それぞれです。

何かお酒に逃げたいと思う状態があり、お酒に手を出してしまうというケースもあれば、特別な原因は特になかったというケースもあります。

特別な原因がある場合は、何かしたらストレスや虚しさ、コンプレックス、人間関係の問題など現状に不満があり、その状態を一時的にでも解消したいとお酒に走ってしまうようです。

特別な原因がない場合は、 迎え酒が理由となっている人が多いというデータがあります。

二日酔いをさらにお酒で押さえていくという迎え酒で対応している内に、徐々に依存症に移行していくというケースです。

ストレス対処

ストレスに対応しようとして、アルコールに手を出し、依存してしまうケースが多く報告されています。

  • ・職場やプライベートにおける人間関係がうまくいっていない
  • ・仕事が忙しく休みがない
  • ・責任が重く苦痛である
  • ・仕事にやりがいがない
  • ・完璧症や潔癖症
  • ・自分の理想と現実にギャップがある

などのストレスがあり、そのストレスを一時的であろうとも忘れたく、アルコールに走ってしまいます。

一時の開放感を求め、毎日アルコールを摂取するようになり、気づけばアルコールの摂取量が増え、耐性ができ、アルコール依存症になっていたというケースが多いようです。

気分転換

気分転換やリラックスを求め、アルコールに手を出し、依存してしまうケースが多く報告されています。趣味がない人や、趣味はあってももはやおこなう気力や時間の無い人が陥りやすい傾向があります。

仕事だけに生きていたサラリーマンが退職すると、趣味がないため、日中の時間を持て余し、特にすることがないため昼から飲み始めるといった生活を送り出し、依存症になる方も数多く報告されています。

特に団塊世代の退職にともない、患者数の増加が懸念されています。

団塊世代には飲酒によるコミュニケーションが存在し、晩酌として毎日一定量飲酒する習慣がある人が多く、仕事だけに生きたため仕事以外のつながりがなく、昼からの飲酒ですぐに許容量を超えてしまうようです。

快感

アルコールによる気持ちの良い酔いによる快感を追い求め、依存症になるケースが多く報告されています。

もちろん気持ちよく酔えている内は何ら問題ありません。それにアルコールは麻薬と違い合法であるため、ハードルが低くなります。

しかしながら、その快感を追い求めすぎてしまい、毎日飲酒するようになると結果的に飲酒量が増えます。

すると耐性が形成されてしまい、以前のアルコール飲酒量では、酔わなくなり快感が得られなくなります。

快感を追い求め、アルコール摂取量を増やしてしまうことになり、気づいたらいつの間にか依存症になっていたというパターンが多いようです。

人とのつながり

人とのつながりを求めアルコールに走る例も少なくありません。

アルコールは「飲みコミュニケーション」という言葉もあるように、人間関係を円滑にしてくれる手助けとなります。

飲むことで相手方の本音を聞き出せるという一面もあります。

しかしながら、あくまで許容量の範囲内で気持ちよく飲むことを前提としていることを忘れないでください。

またお酒の席はにぎやかであり、誰かと飲むことで、自分は一人ではないと自分にいい聞かせること、またある程度は人とのつながりを確保できることが、アルコールに依存するきっかけとなるようです。

コンプレックス解消

何か自分にコンプレックスがあり、お酒の力を借りることでそのコンプレックスを解消できる、もしくは和らげる場合、常にお酒の力を借りるようになると依存症に発展することがあります。

一例として

・人とコミュニケーションを取るのが苦手だが、お酒を飲めば気が大きくなって、うまくコミュニケーションを取れる

・自分に自信がなかったが、お酒の力を借りると堂々とふるまえる

このように自分のコンプレックスを解消するメリットを感じた場合に、お酒を常用するようになってしまった、お酒にはまっていってしまったなどのケースが報告されています。

現実逃避

現実逃避の手段としてアルコールに手を出す例が数多く報告されています。

・第一志望の会社や大学に落ちてしまった自分を受け入れられない

・病気で働けない自分を受け入れられない

・自分が思い描いた人生設計をその通りに歩めていない自分を受け入れられない

・子育てで自分の思い通りにならない現実を受け入れられない

など、現実から逃げてしまいたい気持ちから、アルコールに手を出してしまい、記憶がなくなるまで飲んでしまうといったケースです。

アルコールを飲んでも現実は変わらず、現実逃避するために連続して飲酒するようになり、依存症に発展することはけして少なくはありません。

不眠・うつ状態の対処

不眠やうつ状態の対処としてアルコールに手を出す例が数多く報告されています。

アルコールは入眠作用がありますが、不眠症を解消する手段にはなりません。

入眠のためにアルコールを利用していると、アルコールの覚醒作用で何度も目を覚ましてしまうことになり、余計に不眠が悪化いたします。

またアルコールによる排泄によっても目を覚ましてしまうこととなります。

またうつ状態も、アルコールによる酔いで一時的にうつ状態を紛らわせているだけなので、かえってうつ病の症状の悪化につながります。

結果としてアルコールにより一時的に状態を紛らわすことを繰り返すことで、アルコール依存になり、不眠やうつ状態も悪化してしまうこととなります。

アルコール依存症の病状

アルコール依存症の病状

アルコール依存症は急に発症するものではありません。

継続して大量の飲酒をおこなうことにより、いつしか飲酒が習慣化して、精神的に依存するようになり、身体的に依存するようになり、アルコールから逃れられなくなるといったように、徐々に進行していく病気です。

お酒を大量に飲む方は、常にアルコール依存症になるかならないかの境界線におられるものと推測されます。この境界線を超えないことが大切です。

境界線を越えると、アルコールへの精神依存が、身体依存へと進行し、アルコールなしでは生活できなくなります。

アルコール依存症は回復可能な病気ですが、その治療は早ければ早いほど、回復も容易であることがわかっていますので、早期治療が肝心です。

飲酒の習慣と依存

アルコール依存症のスタートは、習慣飲酒が始まることにあります。

機会があるごとに飲むようになり、飲まない日はなくなります。

気分の高揚を求めて飲酒するケースが多く、大量の飲酒によりアルコールに対する耐性が形成されると、それまでの飲酒量では酔えなくなります。

そのため、徐々に飲酒量が増えていき、ほろ酔い気分では満足できなくなり、ひどく酔う場面が頻発するようになります。

お酒がなければ物足りなく感じる、またはリラックスできないといった精神依存が形成され、何かあればお酒に手を出すようになります。

またひどくなってくると、記憶の欠落(ブラックアウト)が起こったり、日常生活で飲む機会を何よりも優先したりするようになります。

初期症状

アルコール依存症の初期症状として、身体依存が形成されます。

お酒が体内から切れてくると、身体的な症状である悪寒や不眠、下痢、微熱、寝汗といった軽い症状が出始めてきます。

しかしこの段階では、この症状がアルコール依存症によるものだと気付く人は少なく、軽い体調不良か風邪だと誤認識されるケースが多くあります。

飲酒する時間が待ち遠しくなり、それまでの時間は落ち着かなくなったり、イライラしたりします。家族がその異常を認知し始め、お酒の量を控えるように本人に忠告するのもこの時期です。

ひどくなると、お酒が原因による遅刻や欠勤、ケアレスミスや誤った判断、またふらつきによる転倒などによる怪我、アルコール誘因性の疾患などの目に見える問題が発生するようになり、本人も節酒を一度は試してみる時期です。

中期症状

アルコール依存症の中期症状としては、トラブルが表面化してきます。

お酒が体内から切れてくると、軽い手の震えや恐怖感が出てくるようになります。

特に夜に飲酒して、朝起床時にその症状が出てくるのが一般的です。

そしてその症状を抑えようと、さらに飲酒する迎え酒を始めるようになります。

この時期には、お酒が原因による遅刻や欠勤、ケアレスミスや誤った判断、アルコール誘因性の疾患、ふらつきによる転倒などによる怪我、飲酒運転の検挙などの目に見える問題が常態下してきます。

自分が飲酒しなければならない状況に後ろめたさを感じており、隠れて飲んだり、嘘をついて飲んだ事実を公にしないようにしたりします。

家族とのトラブルが多くなるのもこの時期です。また職場でも上司からの注意や警告が始まる時期でもあります。

後期症状

アルコール依存症の後期症状としては、人生の破綻がやってきます。

自分がアルコールに頼らなければならない異常を認知しており、飲酒量をコントロールしようとしますが、すでに精神的にも身体的にも依存してしまっているため、うまくいきません。

お酒が体内から切れてくると、強い不安やうつ状態に襲われるため、お酒を切らすことはできなくなる連続飲酒発作が見られるようになります。

終始お酒を摂取するようになり、まともな食事をとらなくなります。

お酒が原因のよる肝疾患などの病気も悪化していきます。

日常生活や仕事をこなすことが困難になってきます。

この時期になると、家族や社会からの信用は失われ、最悪な場合は死に至るケースもあります。

アルコール依存症の治療

アルコール依存症の治療

アルコール依存症の治療は、基本的にアルコールを体内から除去、つまり断酒するという作業になります。

アルコールには依存性があり、アルコール依存症の方は離脱症状が顕著に出ます。

本人の意思ではコントロールができませんので、日本では基本的に患者に入院してもらい、アルコールから隔離し、かつ他の人の監視下におき、離脱症状に対処していくことが治療の主体です。

また本人に飲酒による現在の問題を認識させ、本人の意思を断酒に向かせるという心理的な療法が併用されることもあります。

治療には数年かかり、一般的には3年断酒できると、その後安定した生活を送ることが可能となります。

解毒治療

アルコール依存症の患者は、お酒を飲みたいという欲求を自ら抑えられない精神依存と、お酒が切れると手足の震えなどの離脱症状があらわれる身体依存に陥っています。

そのため日本では基本的に入院治療にて、断酒を開始いたします。

離脱症状が必ず現れます。

ひどい患者は「振戦せん妄」という意識障害を起こすケースもあります。

病態に応じて補液したり、各種症状に応じた薬剤(うつ状態には抗うつ剤、幻覚には抗不安薬、不眠には睡眠薬など)を投与したりなどして治療をおこないます。

また肝臓に重い障害がある場合もこの時期に治療を開始します。およそ3週間で離脱症状が治まってくるのが一般的です。

リハビリ治療

解毒治療で心身の状態が安定した後は、リハビリ治療へと移行します。

リハビリ治療では、個人精神療法や集団精神療法などが実施され、患者本人が断酒する意欲の継続を支えます。

個人精神療法とは、飲酒に対する考え方に加えて、幼少時代や家族のこと、経済的なことなど個人的な内容の相談に乗ることで、解決策を共に探っていく療法です。

集団精神療法は、数名の患者さんが医師らの監視の下、飲酒および断酒に関するさまざまなテーマを話し合うことで、回復について考えていくという療法です。

またこの時期には酒害教育という、飲酒問題の現実を認識し、飲酒による害についての知識を習得することで、断酒への決断を強固なものとし、再発を予防する治療も実施されます。

投薬治療

アルコール依存症の治療には、抗酒剤や、飲酒欲求を抑える治療薬が投与される場合があります。

一般的に投薬治療はリハビリ治療と併用しておこなうことが推奨されています。

抗酒剤はアルコール依存症が再発することを予防する対策の1つとして補助的に使用される薬剤です。

肝臓のアルコール分解機能を一時的に低下させることで、お酒に弱い体質を作り上げ、飲酒量を減らします。抗酒剤は、断酒を実行し続けるための三本柱の1つです。

ちなみに残りの三本柱は通院治療と自助グループ(同じアルコール依存症の人との交流)への参加です。

その他、脳内の神経伝達物質に直接作用し、飲酒欲求自体の抑制を促す薬も投与される場合があります。

アルコール依存症に有効な治療薬

アルコール依存症に有効な治療薬

アルコール依存症に有効な治療薬には、抗酒剤とアルコール依存症治療薬という2種の薬剤が一般的に知られています。

抗酒剤は、アルコールが体内で分解される過程でできる有害物質であるアセトアルデヒドの解毒を阻害することで、身体がこれ以上のアルコールを受け付けることを拒否させるようにして、飲酒量を減らす薬剤です。

アルコール依存症治療薬には、脳内の神経伝達物質に作用することで、飲酒の欲求自体を軽減する薬剤などが含まれます。

いずれも精神治療や自助グループへの参加などのリハビリ治療との併用が望ましいとされています。

抗酒剤

抗酒剤とは、アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ(アセトアルデヒド脱水素酵素、ALDH)の働きを阻害する医薬品です。

アルコールが体内に入ると肝臓にて、アルコール脱水素酵素(ADH)の働きによりアセトアルデヒドという有害な物質に分解されます。

そしてアセトアルデヒドはALDHの働きにより無害な酢酸へと分解されるのです。

抗酒剤は、ALDHの働きを阻害しますので、アルコールを服用すると有害な物質であるアセトアルデヒドの体内濃度が上昇することとなります。

アセトアルデヒドは二日酔いに代表される不快な症状を引き起こします。つまり抗酒剤を服用すると、お酒に弱い状態が作られることとなり、結果として飲酒量が減少します。

抗酒剤を服用することで、お酒に弱い状態になったと自覚することが、飲酒欲求の減少に繋がるともいわれています。

代表的な薬剤には

・シアナミド(商品名シアナマイド)

・ジスルフィラム(商品名ノックビン)

などがあげられます。

ただし飲酒欲求自体を抑えるわけではありません。

また飲酒のコントロールを改善する作用はありません。

そのため、基本的には精神療法や自助グループへの参加などの活動と合わせて総合的に断酒をサポートしていくことが大切です。

アルコール依存症治療薬

アルコール依存症治療薬は、飲酒欲求そのものを抑制する薬剤です。

日本で唯一承認されている薬剤はアカンプロセートです。

脳内の神経伝達物質であり、飲酒欲求のスイッチを担っていると考えられるグルタミン酸による脳内の異常な興奮を抑制する作用を有します。

グルタミン酸作動性神経は中枢神経系の主要な興奮性神経であり、アルコール依存症の患者においては、その神経活動が亢進し、抑制性神経伝達の間に不均衡が生じていると考えられています。

そのため興奮系神経伝達を抑制することで体内のバランスが整えられ、飲酒欲求を抑制するといわれていますが、詳細な機序は不明ですが、一定のアルコール依存症患者にて成果をあげています。

その他日本では承認されていませんが、バクロフェン(商品名ギャバロン、リオレサール)はGABA-B受容体に作用し、飲酒欲求を抑制し、断酒の維持に効果を示します。

またナルトレキソンやナルメフェンといったオピオイド受容体阻害薬は、飲酒により高揚感を減らすことで効果を示しますが、こちらも日本未承認となり、利用には個人輸入が必要です。

アルコール依存症は早期治療が肝心(まとめ)

アルコール依存症は、大量のアルコールを長期間にわたって継続して摂取することで、精神的にも身体的に依存してしまい、アルコールなしでは生活することが困難になってしまった状態をいい、薬物依存症の1つです。

いつの段階においても治療をおこなうことで回復することが可能な病気ではありますが、アルコールの離脱症状などに悩まされる点、断酒後に再び飲酒すると元の状態に戻ってしまう再発率が非常に高い病気になります。

強い意志を持って、根気よく治療を継続していく必要があり、周囲のサポートも欠かせません。

治療開始が早ければ早いほど、治療成績が上がることがわかっておりますので、早期治療をおこなうことが肝心です。

参考文献

法人サイト
福岡県薬剤師会
1889年結成、薬剤師並びに薬事に関係ある者で構成されていて、会員は、いろいろな職種に携わる薬剤師が参加しており、日本薬剤師会と協力し、薬学および薬業の進歩発展、薬剤師の職能の向上に貢献している。

行政機関サイト
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査もおこなっています。

情報サイト
ウィキペディア(日本版)
ウィキメディア財団が管理・運営しているインターネット百科事典の日本語サイトです。 詳細かつ、網羅的な情報を掲載しており、他の辞書サイトでは容易に確認できないような事柄についての記事を確認することが可能です。

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